本日の作業はワイヤード・リモコンの作成です。
カセットデッキのメンテナンス作業において、メカの動作チェック時に、テープ操作をする必要があります。しかし、1000ZXLではメカを取り出すためには、フロントパネルを外すことが必須で、動作確認せずにフロントパネルを戻し、動作不良が見つかった場合はまたフロントパネルを外すという二度手間になります。
それを防ぐためのテープ操作なのですが、フロントパネルを外すということはこのテープ操作が出来ません。。。
リアパネルにあるリモート端子に純正オプションのワイヤード・リモコンを接続するか、レアですがRM580Rというワイヤレス・リモコンで操作するの2択になります。何度か、オクでワイヤード・リモコンを入札するものの、未だに叶わずに逆にレアなワイアレスリモコンを入手してしており、このワイヤレス・リモコンを使ってメンテナンスを実施しておりました。レアなワイヤレス・リモコンですし、反応が今一つなのでワイヤード・リモコンを作ることにしました。
サービスマニュアルの巻末にある接続図を参照すると、リモコンのピンアサインがわかります。
いきなりですが、完成です。
パーツリスト的には
・プラケース
・プッシュスイッチ(モーメンタリー、押してON)x6
・ブッシング
・DINコネクタ(標準8ピン)
・8芯ケーブル
色分けだけでは、ボタンがわからないのでシールを印刷して貼りました。
前から作ろうとは思っていたのですが、ケース加工が面倒でついつい後伸ばしにしてました。(笑)