toby_Nakamichi’s blog

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本日の作業(2021/02/24、ナカミチ1000ZXL 2号機)

 

本日の作業はナカミチ1000ZXL(2号機)のメンテ作業です。

 

対処したい箇所にアクセスするため、ウッドキャビネットから取り出します。

 

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取り出して上から撮影。

 

 

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対処したい不具合箇所は・・・

 

停止時のインジケータは正常に点灯しますが、

 

 

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再生時のインジケータは点かないという軽微な不具合です。

 

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軽微な不具合なのですが、フロントパネルを外す必要があるのです。

もう、慣れましたが接続されているコネクタを外すのが一苦労。

コネクタはFLメーターで2個、フェーダー系が3個、ABLEメモリ系が3個、RAMM、ABLEインジケータ系が5個、テープ操作系が2個、RAMM操作系が1個、ヘッドホンが1個(続く)・・・と数えたくないです。(笑)

 

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テープ操作基板ユニットを取り外して、ムギ球にアクセスします。

 

 

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手持ちのムギ球、12V65mA、直径4mmを使います。

オリジナルは5mmなのタイプですが、熱収縮チューブで直径を太らせて対応させました。画像はムギ球にケーブルを取り付け作業後で、直径を太らせる前。

 

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ムギ球を基板に取り付けます。

 

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フロントパネルに基板を戻して、全てのコネクタを取り付けて動作確認。

問題無いようです。ちなみにコネクタを取り付ける時はケーブル束を筐体側に引き戻してケーブルを噛み込まないようにするのに気を使います。

 

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ちゃんとコネクタを戻させたかのチェックとして、RAMM及びABLEで総合的に動作チェックを行います。

 

動作チェックが終わったら、ウッドケースに戻し、スイッチのノブを取り付けて全ての作業が完了です。