本日の作業はナカミチ1000ZXL(2号機)のメンテ作業です。
対処したい箇所にアクセスするため、ウッドキャビネットから取り出します。
取り出して上から撮影。
対処したい不具合箇所は・・・
停止時のインジケータは正常に点灯しますが、
再生時のインジケータは点かないという軽微な不具合です。
軽微な不具合なのですが、フロントパネルを外す必要があるのです。
もう、慣れましたが接続されているコネクタを外すのが一苦労。
コネクタはFLメーターで2個、フェーダー系が3個、ABLEメモリ系が3個、RAMM、ABLEインジケータ系が5個、テープ操作系が2個、RAMM操作系が1個、ヘッドホンが1個(続く)・・・と数えたくないです。(笑)
テープ操作基板ユニットを取り外して、ムギ球にアクセスします。
手持ちのムギ球、12V65mA、直径4mmを使います。
オリジナルは5mmなのタイプですが、熱収縮チューブで直径を太らせて対応させました。画像はムギ球にケーブルを取り付け作業後で、直径を太らせる前。
ムギ球を基板に取り付けます。
フロントパネルに基板を戻して、全てのコネクタを取り付けて動作確認。
問題無いようです。ちなみにコネクタを取り付ける時はケーブル束を筐体側に引き戻してケーブルを噛み込まないようにするのに気を使います。
ちゃんとコネクタを戻させたかのチェックとして、RAMM及びABLEで総合的に動作チェックを行います。
動作チェックが終わったら、ウッドケースに戻し、スイッチのノブを取り付けて全ての作業が完了です。