録音が無事に出来るようになったので、サービスマニュアルに基いて調整を実施します。
1.再生スピードの調整
3KHzのテープを使ってテープ再生スピードを調整します。
ワウフラは規定が0.035%以下であることに対して、実測値は0.055%でした。
スペックには入っていませんが、経過年数を考えると妥当かなと思います。
2.リールモーター速度調整
トルクメーターを使って、テイクアップトルクを47±1g-cmに調整します。
3.メーターレベル調整
入力レベル500mV-2dB時にメーター値が0dBになるように調整。
4.MPXフィルタ調整
19KHz、500mV(0dB)とした時のMPXフィルタオン時のレベル差が30dB以上。
5.再生ヘッドのアジマス
6.再生レベル調整
7.再生周波数応答調整
8.バイアス発振周波数と消去電流調整
消去電流調整を規定の350mAに調整しました。
9.バイアストラップ調整(録音アンプ)
10.録音ヘッド調整
11.バイアストラップ調整(再生アンプ)
12.録音レベルCALとレコードバイアス電流調整
13.トータル周波数応答調整
問題なく調整が完了しましたので、テスト音源を録音試聴します。
ええですね。(笑)
以前DR-1は入手していたのですが、現在は手放してます。
丁度欲しかったんです。(爆)