これまで、やらなきゃなあと思いながらも先送りしていたことをしました。(笑)
材料はこちらのマクセルURの10分テープを使います。
それと使う機器は
信頼しているオーディオアナライザ、HPの8903Bです。
デッキに入力する信号源と出力レベルの測定用に使います。
勘の良い方はお解かりですね。(爆)
はい、カセットデッキ調整用のテストテープです。
メーカーサービスなどプロ向けに供給されていたテストテープですが、既に製造中止ですし、磁気テープというメディアの特性を考えると経年劣化によるレベル低下、それと使用に伴う劣化とアクシデントによる損傷から逃れることは出来ません。。。
日頃行っている”なんちゃって”メンテですが、拘わる性格から標準原器となるテストテープをこれまで結構苦労して入手したのですが、今後は益々入手が難しくなることから使えるうちに代替を用意する必要があります。まだまだ先で良いかと思っていましたが、先日速度調整用テープを噛み込んだことから、尻に火がつきました。(爆)
※速度調整用テープは複数所有で最悪の事態は回避。
前述の理由から調整用として、それなりに使え、かつ消耗品としてのコストも考慮した結果、「自作」です。(笑)
なんちゃってテストテープなので、作成過程は省略します。(爆)
気分的なものですが、テープラベルも作りました。
完成です。同じものを2本ずつ製作しました。
1つ目は再生レベル調整用の400Hz、0dBテープ。両面同じ。
2つ目は、速度調整・ワウフラ確認用の3KHz、-10dBのテープ。両面同じ。
3つ目は、A面がヘッド高さ調整用の1KHz(0dB)、B面がアジマス調整用・再生周波数特性確認用の15KHz(-20dB)。
4つ目は、A面が再生周波数特性確認用10KHz(-20dB)、B面が再生周波数特性確認用20KHz(-20dB)。
1本100円以下のノーマルテープですから、特性的に心配していたのですが20KHzでも十分使えることがわかりました。
これで、テストテープの不安から開放されて調整作業ができます。
もっと、早くやれば良かった。。。(爆)