ケーブルの印刷によると1977年製造の個体のようです。
私が持っているオーディオで最高齢となりますね。
NAKAMICHI 700II です。
外観は目立つような大きなキズも無く、とても綺麗な状態で37年も前のものとはとても思えません。
残念ながら、現時点は音は出ないようです。(ヘッドフォンで確認すると極わずか、かすかに出ています)
再生、巻き戻し、早送りなどテープの走行系は特に問題がなさそうです。
ちょっと驚いたのは、操作スイッチはこの時代にあって、ストロークが全く無いタッチスイッチでした。
ただ、まだこの当時のメカは次世代のサイレントメカではなく、「ガチャ」と少々音があります。
それでも、テープへのタッチは直線的ではなく優しくあたっているような感じですね。
これだけ綺麗な状態なので、何とか音が出るようにしたいと思います。
カスタムICなどなく、汎用ロジックIC数個と後はトランジスタで構成されているようなので、ヘッドが逝っていなければ復活の望みはあると思うのですが、どうでしょうかね。