昨日の記事で、グラフを追加して補足説明をします。
EXII(茶)よりもEXII(黒)が特性が良い(出力レベルが高い)ということで、EXII(茶)を基準として測定結果のグラフです。
EXII(茶)を測定 [グラフ線はオンレンジの一点鎖線]
EXII(茶)のキャリブレーション設定でODを測定 [グラフ線は、緑の点線]
EXII(茶)のキャリブレーション設定でEXII(黒)を測定 [グラフ線は、濃青の実線]
EXII(黒)のキャリブレーション設定でAD-Xを測定 [グラフ線は、赤の破線]
決して、EXII(茶)よりEXII(黒)が20KHzで6dB特性が伸びているということではありませんので、誤解の無いように。EXII(茶)のキャリブレーションでEXII(黒)を録再した結果であり、テープが違うということを調べるために行ったものです。同一銘柄のテープなら、同じキャリブレーション(アジマスを除く)で同特性が出るだろうという推測です。
20~20KHzの範囲で±0.5dB以内に収まったということから、同一銘柄であるとしています。なぜ、±0.5dB以内にしたかという根拠ですが、1000ZXLの保証しているスペックが、 20Hz~20000Hz±0.75dB。その内側に入ればということです。(笑)