7/19は、二子玉川にあるFOSTEXショールームに行ってきました。
目的は【新しい “FE” FE103NV の魅力をさらに高める使用法】と題されたイベントに参加するためです。
7月1日付で、FOSTEXの伝統あるFEシリーズのモデルチェンジ版がリリースされました。
この新しいユニットを試聴するのが、目的でした。
------------------以下プレスリリースから抜粋----------------------
FE83NV、FE103NV は、FE-En シリーズの後継機種として開発されたスピーカーユニットです。FE-En シリーズに特徴的な明るく張りのある音色を維持しながらも、立体的な音場表現を実現しました。FE83NV は、小口径とは思えない迫力のある低音再生能力を持ち、中高音域の声や楽器の響きに一層の透明感と爽快感を与えます。FE103NV は、余裕感を持った低音再生と、繊細で艶やかな中高音域の表現により、充足感に満ちた音楽再生を可能にします。
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イベントで説明されたスライドなどはコンフィデンシャルなので、内容について詳しくは書けませんが、これまで私が参加させてもらった6.5インチ2WAYプロジェクトのイベントでFOSTEXエンジニアとして登壇されていた乙訓さん、玉置さん。ベテランエンジニアの乙訓さんの元で修業されていた?玉置さんが初めてメインで開発を任されたということでした。やはり伝統あるFEシリーズの後継モデル開発ということで、色々と大変だったようです。(笑)
で、肝心の試聴部分ですが、申し訳ありません、私、FE83EnもFE103Enもじっくりと聴いたことがありませんので、比較してどうのこうのは言えません。。。
しかし、どちらも同口径のフルレンジとして、完成度は高く良く纏まっていると思います。Enのクセである部分は緩和させ、SOLの高域上がり的要素も加えるという、欲張りな音を目指したという事です。
聴かせてもらったのは、
1.FE83NV+BK85WB2(約1万円)
2.FE83NV+P800-E(約2千円)
3.FE103NV+BK105WB2(約1.2万円)
4.FE103NV+P1000-E(約2.5千円)
かんすぴシリーズのバスレフ箱とちょっと高級な?バスレフ箱で聴き比べでした。
2WAYプロジェクトで使用している、聴き慣れた音源もあり、違いが良く分かりました。
これはあくまで私の好みですが、「FE83NV+BK箱」の1番でした。
ボーカルが前に出てきて、低域は頑張りすぎずに程良く、全体的にまとまり良くて、心地良く楽しめました。口径10cmのFE103NVベースよりも、口径の小さいFE83NVの方が気に入ったのが良い意味で予想を裏切る結果となりました。
だから、オーディオって面白いですよね。(笑)
で、最後に駆け足でセッティングして聴いたのが、こちらのシステムです。
FT17H(0.22μF)、FE103NV+BK105WB2、P100K+P1000-Eの3ウェイ。
ステレオ付録のEクロスオーバーでAP15(アンプ)でP100Kをスーパーウーファー、FE17Hで高域をちょっとアドオンする感じでしょうか。駆け足でのセッティングでしたから、バランスが取れずに?でしたが、セッティングを詰めると面白くなる気がします。