昨日に続いて、660ZXのメンテ作業(その2)です。
メカを摘出前の動作チェック中では気が付かなったのですが、摘出後に気付いた不具合点は以下の通り。
・カセットリッド内照明(ムギ球)の球切れ
ムギ球は、他にテープカウンタ照明でも同じムギ球なのですが、ついでなのでこちらも交換しました。
一通りのメカメンテが終わったので、サービスマニュアルに基づいて調整していきます。
調整を進めていく中で、オートアジマスアライメント機能の不良が見つかりました。
上側の小さい基板がオートアジマス用です。
オートアジマス調整のモーター駆動電圧をチェックすると0V。
基板をチェックすると、半田割れはありませんでしたが、オペアンプの脚がまっ黒です。
今後を考え、オートアジマスアライメント回路のオペアンプを全交換。
モーターが駆動されるようになり、サービスマニュアルの全項目が完了です。
さてさて、お楽しみの音出しチェック。
マリーンのマジックのミュージックテープを視聴します。
高域まで延びて、スキッとした再生音でバッチリですね。(笑)