本日も580の修理。その3で最終回です。
入手前には判らなかったのですが、メカの修理・メンテとスイッチ部の修理が終り、調整をしようと録音ポーズして内蔵の400Hzトーンをオンした時にLチャンネルのメーターが動かないことが判明。。。(汗)
3ヘッドなら録音ポーズ状態にしなくとも、入力をソース側にすることで確認できますが、スイッチが押せない故に録音モードに持ち込めないのですから仕方がないですね。。。
早速メーター部を分解してみました。メーター可動部の固着なら良いなあと思っていましたが、手で針を動かしてみましたが固着は無く、結局駆動系の問題でジ・エンドです。(爆)
しかし、部品取りの581がありました。メーター部分が同じことを祈りつつ・・・
意匠、機構パーツ、接続コネクタを含めて全てが同一であることが判りましたので、サクッと交換しました。
おお、OKです。
こちらが、今回交換したパーツです。
これで不具合が全て解消したので、サービスマニュアルに基いて調整して、総合チェックを兼ねて、試聴です。
女性ボーカルが心地良いです。
ノイズリダクションを外して、録音再生したのですが、テープヒスノイズはそれほど気になりませんでした。特性的に録音レベル-20dB時、20KHzでも0dBですから、決して高域が甘い訳では無いのですが、不思議ですね。