毎日タイマーによって動作させているカセットデッキですが、それでも若干再生への遷移がスパッと決まらない、遅い状態になります。全く動作させない放置状態は問題外ですが、ベルトを使っている以上仕方が無いことですね。
で、今回は682ZXがドナーです。
このモデルは裏蓋を外すことで、底面側からメカ駆動ベルトの交換が可能です。
メカを筐体から取り外す必要が無いので、とても楽ですね。
サービスマニュアルに基く調整を行うと蓋を開けると・・・
脚の黒いオペアンプが目に付きました。現時点で動作に問題は無いのですが先々はトラブルの元になります。気になると眠れないので交換しました。(爆)
この682ZXはオートアジマス、オート録再レベル、ドルビーCの機能が付いています。700ZXL/700ZXE、1000ZXにもオートアジマス、オート録再レベル、オートバイアスの機能は付いていますが、4ビットCPUで制御しているのに対して、何と682ZXは汎用ロジックICで組まれています。(バイアス調整は手動)
なので、オート録再レベルはオートアジマスと同様にコンパレータによりモーターを制御して接続されているボリュームを調整することで実現しています。別の意味で凄いです。
さて、調整も終ったので録音再生して総合チェックです。
1981年、37年前の製品なんですよね。。。(笑)