本日の作業はZX-9とCR-70の2台です。
急遽メンテが必要になり、今日の午後から作業開始しました。
[ZX-9の作業]
・メカ駆動ベルト交換
・内臓オシレータ(400Hz、15KHz)のレベル調整
・メーターのレベル調整
毎日タイマーによる定時動作をさせていても、スリップするようになってしまいます。もちろん、放置プレーとでは交換サイクルが全く違いますけどね。(笑)
[CR-70の作業]
・メカニカル駆動カム位置検出用リーフスイッチのクリーニング(3個)
・カセットリッド開閉検出用リーフスイッチのクリーニング(1個)
・アジマスポジション検出用リーフスイッチのクリーニング(2個)
三協メカは多くのリーススイッチが使われています。このリーフスイッチは接点が空気中に暴露しているのでどうしても酸化しやすく、定期的なメンテが必要となります。操作ボタンが利かなくなる原因は大抵此処です。
ちなみに、ナカミチオリジナルメカはリーフスイッチではなく、レバー付きマイクロスイッチを使っています。長寿命タイプでないマイクロスイッチでも数万回のライフがあります。三協メカのアキレス腱ですが、コストとのトレードオフですね。(笑)
今回の作業はサービスマニュアル全項目ではなく、一部の実施でしたがこれで暫くは大丈夫でしょう。