530メンテのその3です。
サービスマニュアルに基いて、チューナー部の調整をします。
フロントエンド、検波(クワドラチャ)、ステレオランプ、歪み率、セパレーションの調整をして完了です。
続けて、オートチューニング時の同調範囲の上限下限も調整しました。
では、スピーカー出力を確認することにします。
ソースはオーディオアナライザ内臓のオシレーターから1KHzをAUXから入力します。
むむむ、VRを上げてもLチャンネルのレベルが上がりません。
動作に問題があるので、すぐにVRを下げれば良かったのですが、しばらくしてフューズが飛びました。。。(汗)
恐らく、ファイナルが逝ったなあ。
半導体チェッカーで確認すると、やはり逝ってました。
オリジナルのファイナルはディスコンです。探すと一応流通在庫品がありますが、割高なので、同等品を複数入手しました。
2ペア分ピッタリだと特性を揃えることができませんから。
半導体チェッカーで、全て特性を計って、近いものをペアとして使用します。
無事にLチャンネルの出力は出るようになったのですが、Rチャンネルの出力が低めです。バランスボリュームで1目盛り分ぐらい。出力ボリュームのギャングエラーにしては大きいです。
まだ問題があるようですね。。。
その4に続きます。