ニスを塗ってから、一晩経ちました。水性ウレタンニスですから、もう充分でしょう。(爆)
裏板にスピーカーケーブルをハンダ付けしたスピーカーターミナルを取りつけます。
スピーカーターミナルはFOSTEX P24B
続いて吸音材を入れます。
吸音材は無難なところでニードルフェルトにしました。
このユニットのバスレフは少なめでというような情報がありましたので、取りあえず天板中ほどから裏板と底板全面に貼ることにします。
スピーカーターミナルには今後を考え、ハンダ付けではなくファストン端子(オーディオテクニカTL205M)で取り付けることにします。
バッフル板にはタッピングビスで取り付けますので、2mmのドリルで下穴をあけておきます。
この時、ウレタンニスの硬度が出ていることが確認できました。
最後にダクト(FOSTEX P49)を取り付けて完成です。
高まる気持ちを抑えて音出し、試聴します。(爆)
意地悪にベース、バスドラが良くわかるソースから。
なるほど、お世辞にも低音は豊かではありませんね。やはり10cmフルレンジでしょうか。
続けて、ピアノ・女性ボーカルを聴いてみると、おっ良いじゃないですか。
耳障り感やキツさが無い高音、そして定位はとてもコンパクト。先ほど感じた低音の細さはここでは不思議と特に不満無くバランス良く感じます。
やはり、スピーカーは奥が深くて面白いですね。
一応、ピンクノイズでf特を取ってみましたのでアップしておきます。
今回、このFostex FE103-solをなぜ入手したのか。
理由は50周年記念モデルがどの程度の実力を持っているのかを確かめることにありました。
そして、そのためにはまずメーカー推奨の標準エンクロージャ(バスレフとバックロードホーン)で評価しなければなりませんね。メーカーが開発時に使用したであろう環境にできるだけ近づけようかと。
この次に標準BHを作成しようということではありません。(爆)
まずは、素のユニットを十分に堪能した後に少しずつ改良していきたいと思います。
しばらく、エージングを兼ねて使ってみて様子を見ることにします。