toby_Nakamichi’s blog

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スピーカースタンド仕上げ

先日、Z701-Modena BHBSmini用スピーカースタンドを組み上げました。
 
今回は、その仕上げ作業を実施しました。
 
 
もう、塗装については何度もアップしているので、塗装作業は割愛します。
作業内容についてふれておきますが、今回の塗料は下塗りとして「水性サンディングシーラー」、本塗りは今回新しく入手した「水性ウレタンニス(黒)」を8回、仕上げに「水性ウレタンニス(艶消しクリア)」を2回塗りです。
なお、全て刷毛塗りです。
自分のイメージよりも色の着き具合が薄く、塗り重ねるものの真っ黒には成りそうも無いので8回で終了。。。(笑)
 
 
塗りムラも木目を増やす様な味として良い感じになってます。(笑)
 
続いて、スピーカースタンドとして性能アップ?すべく加工を追加しました。
 
このスピーカースタンドは天板、底板は30mmのフィンランドバーチ合板。柱の部分は18mmのフィンランドバーチ合板を4枚で4辺を構成する箱型になっていますので、中が空洞です。
したがって、この空洞部分の共鳴による影響を抑えたいと考えました。
 
東急ハンズで壁の断熱材としても使われている「発泡ポリスチレン」の角材を入手。
 
一般的にスピーカースタンドの中には、ジルコンサンドやTGメタルなどが一般的だと思いますが、内部損失の点、空洞を無くすという点ではこれで充分ではないか、重さ的にもこれ以上重くする必要も無いのでは考えました。まあ、コスト削減が一番大きいかな。(爆)
 
 
これをカットして、柱の中に詰める作戦です。
 
 
こんな感じに収めました。
ぴったりサイズにするのに少し苦労しました。。。
 
続いての作業ですが、これは性能アップではなくて見た目の改善です。
 
スポンジ材をハトメ抜きで抜きます。
 
 
厚みを調整して、天板と底板の取り付けビス穴を目隠しします。
 
 
天板はスピーカーが載ってしまえば隠れるし、まして底板は逆さまにしなければ見えないのですが、気分の問題です。(笑)
 
完成しましたので試聴してみます。
 
 
発泡ポリスチレンを柱に入れる前後で聞き比べみましたが、中低音で余分な音が無くなりすっきりして、こもりが解消されました。思ったより効果がありましたね。
 
さあ、来週末はいよいよお披露目。もう少しセッティングを詰めたいと思います。