toby_Nakamichi’s blog

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スピーカー測定

先日、ipadのアプリにてスピーカーのf特を測定しました。

今度、仕事でスピーカーのf特を測定する必要性がありそうなので、予習として自宅で調査実験することにします。但し職場で使用するので、ipadではなくPC環境となります。
今回は第一案としてまずは有名な「MySpeaker」を試すことにし、それに必要な外付けする機材を発注していたのが本日届きました。購入先はサウンドハウスさんです。



測定に使う機材は、マイクとマイクケーブル、マイク用外部電源、マイクスタンドです。



マイクはBEHRINGERのECM8000。これには理由がありましてソフト(MySpeaker)にあらかじめマイクのf特補正カーブが入っていることによります。この内部補正カーブによってスピーカーのみの特性が取れるからなのです。
お値段の割りにちゃんとしたケースに入ってますね。
※ちなみに今回注文した一式の費用はマイクが5.8K、電源が2.8K、マイクスタンドが1.7K、マイクケーブルが1.6Kで合計で12Kでした。

早速マイクをセッティングします。
マイクスタンドは高さが885mmから1590mmに調整可能で、ブーム付ですがブーム無しでセット。



ウーファーのバッフル前から距離1mにセット。



マイクがエレクトレットコンデンサーマイクであるため、電源を供給するための外部電源(DC48V)を接続。

PCのMIC端子に測定用のコンデンサマイクの出力、LINE出力をアンプのAUX端子にそれぞれ接続し、ソフトを起動します。本当は外部のサウンドアダプタがノイズ的に良いのでしょうが今回は目をつぶりましょう。。。



MySpeakerというソフトはf特だけでなくて、位相+高周波歪み、インピーダンスなど色々な測定ができるようですが、とりあえずf特性(サイン波スイープ)を試してみます。

nakamichiの2WAYブックシェルフのSP-4Sは


B&Wの805は



B&W801mk3は


やはり、801は805やSP-4Sに比べて低域が延びてます。

ダイナミックレンジが30dBぐらいしか取れないように見えますがこのソフト、中々使えそうですね。
今後もう少し試してみます。