ラック1のCDプレーヤーは現在OMS-40ですが、最近どうもCDによっては音とびが多く、またCDの後半(外周は内週より回転遅い)が顕著でした。
で、早速開胸して確認のためレーザー出力を測ってみました。(測ってみたかった・・・)
サービスマニュアルの規定によると0.15mWから0.4mWですから低めですが規定内でした。
気持ちとしては、上げたいところですが万一飛ばしてしまうと大変なので、そのままとします。
VCO周波数を周波数カウンタを使って4.322MHz±1KHz以内に調整。
その後、トラッキングオフセット、フォーカスオフセットが多少ずれていたので調整。
最後にDAC基板の調整をしてひずみ率を最小になるように調整。
これで、症状は無くなって音とびしなくなりました。
ここまで作業したので、OMS-40のバックアップ機として入手したOMS-20のジャンクを2台をついでに修理します。
どちらもCDを認識しませんが、若干2台の症状は違います。(シークしない)
NO.1はピックアップそのものが移動しない。
NO.2はピックアップ移動、レンズがアップ(フォーカスを合わせようとはしている)、レンズダウン(多分タイムアウト)
NO.2の方は動作的には正常に近いにで、レーザー出力を測定。
はい、全く出ていません。レーザーダイオードが壊れています。。。(汗)
NO.2は2mWちょっと出てます、
では修理方針は、NO.1にNO.2のユニットを丸ごと移植することにします。
目論見通り、CDを認識しました。
一通り調整して無事に動作するようになりました。
折角なので、ラックインさせて暫く使うことにします。
これはOMS-40より、設計年が新しく、MBシリーズと同じリモコン信号になっていますので
TA-30のシステムリモコンで操作できるようになります。
この方が便利です。。。