本日のイベントは久しぶりに音工房Zさんの試聴会に行ってきました。
予約した試聴時間まで、別室で待機。
時間になりましたので、試聴室に移動します。
スピーカーシステム後方の壁面、側面が以前の試聴会に参会した時と変わっていますね。以前はセンターとコーナーに木柱タイプの拡散アクセサリーがありましたが、それが壁一面にZ103 Bタイプの拡散パネルが扇型になるような角度をつけて設置されていました。これなら試聴ポイント前後壁のフラッターエコーは皆無になったのではないでしょうか。
さて、本日の試聴会のターゲットです。
「Z1000-Siena」です。
フロントバッフルがこれまでのモデルと比較して、より複雑な形状になっていますし、ダクトもプラ材のパイプではなく、音がよりスムーズに流れやすい形状の木製削り出しのタイプになっています。ちなみに使用されている材は15mmバーチ積層板、フロントバッフルは45mmのタモ集成材ということでした。
ユニットのアップです。
口径とデザインから採用されているユニットはこちらかと思われます。
https://audio-hi.fi/download/pdf/TANGBAND_W3-1878_fullrange_driver.pdf
安達さんから商品の説明後、音工房Zさんで用意された音源を試聴します。
私が所有しているZ701-Bergamoよりも、100Hz以下の低域が少なめ、3KHzから上に掛けてハイ上がりですね。低域は箱がZ701-Bergamoよりもコンパクト故、高域はユニットのキャラクターかと思われます。
その後は、試聴参加者持ち込み音源での試聴タイム。
このコマの参加者は定員5名に対して、3名でしたので持ち時間は少し長めで10分でした。
私は、ドラム+ウッドベースの楽曲で低域をチェック、その後は女性ボーカルを数曲聴きました。概ね良いと思いますが、3KHz付近の女性のボーカルが若干鼻詰まりに聴こえる部分、バスドラの重量感少な目、若干のあばれが気になりました。
なお、ウォールナット仕上げのタイプもあるそうです。
また遅れて、キット販売もあるそうです。