toby_Nakamichi’s blog

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本日のイベント(2020/10/17、音工房Z試聴会)

 

本日は、音工房Zさんの試聴会に行ってきました。

 

 

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今日は一日雨という生憎の天気で、しかも結構肌寒かった。。。

 

 

自分が予約したコマの開始時間より少し早めに到着したので、前室になっていた作業部屋で待機していました。そこで今月号の無線と実験を読ませて頂いたのですが、音工房Zさんが掲載されていました。音響ボードであるZ103の掲載されついでに工房が紹介して頂いたようです。

 

では、時間になりましたので試聴室に入室します。

 

いつものごとく整然と、そのZ103音響ボードが並べられています。

 

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今回のメインターゲットは、こちらです。

 

 

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バーチカルツインの「Z701-OMMF4」です。

そう、毎年Stereo誌のスピーカー本に付属されている今年のユニットであるOMMF4が縦に2個並んでいます。ユニットの間にはオプションのスーパーツィーターがマウントされ、下にはポートがあります。このモデルはバスレフではなく、音工房Zさんが得意とするバックロード・バスレフで、キャビネット容量は20Lとのことでした。

 

右隣にある箱は、MDF箱に同ユニットが1本入った(スリット)バスレフ型です。

 

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こちらの販売はまだ正式に決定されていない様です。販売するとしたら、amazonさんルートになるんでしょうかね。

 

音工房Zさんが用意された音源の試聴で気が付いたのは、この新作である「Z701-OMMF4」は30-40Hz付近の低音が唯一出ていたことです。「Z701-Modena」を含めた他のモデルではこの帯域ははっきりとレベル差がありました。

恐らく、試作開発中にこの点を重点においたのだと想像します。

開発プロセスについては、音工房Zさんのブログに詳しく載っておりますのでそちらをご覧下さい。

 

新製品の説明と音工房Zさんでご用意された音源での試聴を併せて、10分ぐらいでしょうか。

 

続けて、試聴参加者個別の音源による試聴タイムです。

私は2番手で試聴しました。音源は前回と同じものをCD-Rで持ち込み。

なお、4番目の箱は私のオーダーでZ1-Livornoに変更してもらいました。

 

1曲目は Brian Bromberg/Come Together

 

ウッドベースで低域をチェックします。

1番のZ701-Modena、2番のZ701-OMMF4、3番のOMMF4+MDF、4番のZ1-Livornoという順番で聴き比べました。

 

バージョンは古いですが、Z701-Modenaを所有していますので、基準となりました。

8cmユニットにしては十分低音は出ているのですが、Z701-OMMF4に比べてしまうと物足りなくなります。やはりこの30-40Hz付近の量的違いはこの楽曲でも顕著でした。

 

2曲目は Giorgia Fumanti/Campi d'Oro 

 

女性ボーカルで中高域をチェックします。

Z701-OMMF4では、特に鼻に掛かる様な変な癖はありませんが、2WAY機のZ1-Livornoのバランスの良さと比較すると多少キツさを感じます。

 

OMMF4のキャラクターによるものなのか、スーパーツィーターによるものなのかは分かりませんが。Z1-Livornoの良い塩梅に高域が調教されているものと比較してということになります。メリハリがある出音を好む方やロック・ポップスを中心に聴かれる方はこのぐらいで良いのかもしませんね。

 

3曲目は山中千尋/Life Goes On

 

この曲ではスピード感、音の分離などをチェックしました。

Z701-OMMF4は、音数の多い楽曲でも団子になってしまうことなく、一つ一つの音を聴きとることができました。またスピード感についても、もたつくことなく再生出来ていたと思います。

 

Z701-Modenaに対して、一回りほど大きいエンクロージャーですが、フルレンジ2発+スーパーツィーター+フロントダクトがあるので、バッフル面のデザインも間延びすることなく纏まっていると思います。それと縦に2本入る溝もデザイン面ですっきりとさせるのに効いているかも。もし、入手したら仕上げをどうしようかと大いに悩みそうなモデルです。(笑)

 

なお、今回の新製品「Z701-OMMF4」は来週から販売開始予定だそうです。