toby_Nakamichi’s blog

tobyのNakamichiに纏わる話題を綴るブログ

2020年スピーカーを作ろう(その5、最終回)

 

前回の本塗りを十分に乾燥させて、耐水ペーパー#800、#1200、#2000で研ぎ出した後、コンパウンド粗目、仕上げ、精密仕上げで磨いて、木工部は完了です。

 

今回は、これまでで一番仕上げに時間を掛けました。期間は2週間ですが、実働にすると5日間ぐらいでしょうか。最後のコンパウンドも、電動工具は一切使わずに手仕事で行いましたので、筋肉痛が。。。

 

f:id:toby_Nakamichi:20200418214028j:plain

 

 

両面テープで、吸音材(ニードル・フェルト)を貼り、スピーカーターミナルにケーブル、ファストン端子を取り付け、背面にビス止め。

 

f:id:toby_Nakamichi:20200418214709j:plain

 

 

最後に、ファストン端子にスピーカーユニットを接続し、バッフル板にビス止めして完成です。

 

 

f:id:toby_Nakamichi:20200418214659j:plain

 

 

完成後の試聴タイムです。

 

 

f:id:toby_Nakamichi:20200418215127j:plain

 

このマークオーディオのユニットの仮箱として、使っていたFOSTEXのM-800DB(ダブルバスレフ)も決して悪くは無かったのですが、エンクロージャー容量であり、音工房Zで十分に設計調整されたバックロードバスレフには敵いません。低域は過不足なく、MarkAudioのこのユニットの特徴である高域と相まって、全体的にバランスが取れた音になっています。

 

今回、初めて鏡面仕上げに挑戦してみました。細部をじっくりと見れば、粗がある部分もありますが、概ね満足出来る仕上がりになったと思います。

 

ちなみに、今回掛かったコストは

 

【200セット限定】2019年Stereo誌 マークオーディオ専用MDFキット ¥13800

これならできる特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ編 ¥6589

ツキ板(モビンギ柾目) ¥6000

他にウレタン塗料、耐水ペーパー、研磨剤で¥2000程度ですから、総額は3万円ぐらいでしょうか。工賃を入れたら。。。

 

でも、満足度はプライスレス。