本日の作業はDRAGONのメンテ、その3です。
前回メカのメンテが一通り終わりましたので、調整前に動作チェックを実施。
ところが、どうも録音動作がおかしい感じです。
調べると、バイアス発振器の発振周波数が規定の105KHzではなく、調整用トリマを調整しても70KHz程度しか上がりません。
切り分けのために、動作品であるNO3号機からバイアス発振ユニットを取り付けると、規定周波数になりますので、このユニットの不具合が確定です。
他のモデルでは、バイアス発振回路はディスクリートで組まれているのですが、DRAGONはモジュール式。メーカー製造時、サービスでの修理時はモジュールごと交換すれば良いのでメリットとなりますが、DIYでのモジュール方式はデメリットですね。
交換用部品が無いので、モジュールを分解します。
(部品交換途中の画像)
部品を交換して、動作確認します。
同調コイルのコア調整で規定周波数になることが確認出来ました。
メンテ作業はまだ続きます。