本日の作業は先日入手したナカミチのカセットデッキであるCassette Deck1.5です。
今回入手したこちらの個体、目立つようなキズも無かったのですが通常のクリーニングするとそこそこのヤニ・コーティングがされておりました。。。
丸っとクリーニングした後、カバーを外して中を見ます。
この世代のモデルは底板がビスで外れず、サイドとボトムが繋がったコの字型のプレス筐体になってます。また基板上の調整ボリューム、コイルは部品面から調整が出来る様になっています。底板が外れないのですから、当然ですね。
入手時の簡易チェックではキャプスタンが廻っていませんでしたので、メカブロックを取り外して、チェックするとモーターのプーリーがベルトを巻き込んで団子状態になっていました。ちぎれて、溶けては想像していましたが、この状態は完全除去するのにかなりの時間が掛かります。
此処が一番時間が掛かったところであり、他には問題はなく、サービスマニュアルに基づいて調整をサクッと実施し、メンテは完了しました。
このカセットデッキ1.5のシルバーモデル。アンプ1、チューナー2、CDプレーヤー2と同時に数量限定でリリースされたようです。