台風の影響で、天気も悪く休日恒例の散歩もできないので、作業集中します。(笑)
取って出しで、昨日着弾したドナーの作業します。
これまでの流れからの推測で、正解となった「ナカミチ481」です。
これで、48Xシリーズ全6機種はコンプリです。
ただ以前紹介した481Zと今回の481共に動作品にしないと、自分としてのコレクションとはならないので、頑張らないと。(爆)
では、いきますかね。
今回の481は電源の入らないものです。電源が入らないものは基本的に手を出さないのですが、何しろ球数が少ない481ですから仕方なくです。(笑)
理由は電源部以外の症状が全くわからないのと、トランスが逝っている場合は他からトランスを調達する必要があるからです。
外観および内部の汚れからすると、微妙な状態ですね。
トランスの一次側の抵抗値をチェックします。
むむ、導通なし。やはり恐れていた事態が。。。
正確な判断をするために、単体としてトランスを取り出してチェックします。
一次側はオープン、ちなみに2次側は26V、5V系ともに切れていませんでした。
トランスは別途入手するとして、トランス断線の原因を取り除くために、2次側のチェックを続けます。
ブリッジダイオードをチェック。導通チェックは問題なし。
平滑用の電解コンデンサをチェック。容量的には問題なし。
5V系負荷側の抵抗値は数Kですから、問題なし。
24V系は24Vの3端子レギュレーターで供給しています。
出力側は数百オームなので、問題なし。
え、入力側をチェックすると数Ω。
念のために取り外してチェックします。
在り得ない抵抗値です。。。
この状況から判断すると、トランスの26V系の電流大、温度上昇、一次側の温度フューズが断線かなと。
一次側に入っている100Vのヒューズは1Aなんですが、24Vの定格4倍以上にならないと切れません。
まれなケースだと思いますが、ヒューズが切れない電流且つトランスの定格越えの状態が続くこともあるんですね。。。
トランスのためにドナーを入手しないと。(笑)