加工業者に注文していたパーツが本日届きました。
さてさて、ちゃんと希望通りのものになっているでしょうか。。。
エンジニアリング・プラスチックを削り出し加工された歯車です。
でも、なんでこの様なパーツを作ったのか。。。
チャック付きのビニール袋に入っているのが、元々使われていたオリジナル部品なのですが、粉々ですね。そうなんです。経年劣化でプラスチックが脆くなり、このようになってしまったのです。でも簡単に複製はできません。シリコンで型取りして、複製を試みたことがありますが、中心のシャフトを通すための穴加工を高精度に空けることが出来ませんでした。
今回はナカミチOBの方々との繋がりで、該当モデルの機械設計された方が居て、お願いしたところ、快く作図した図面のチェックをしてくれました。ああ、なんて素晴らしいことでしょう。
その後、実際に図面を送って、製作してくれる業者を必死で探したのは内緒です。(爆)
届いたパーツの寸法を測り、問題なさそうだったので、実機に組み込んでみました。
おお、ぴったり。流石ですね。
順番が逆になりましたが、このパーツはプリアンプであるCA-70のものでした。
リモコン制御でモーターを廻し、減速してVRを駆動するための中間ギアでした。そのため、この中間ギアが破損すると、リモコンによるボリューム制御が出来なくなります。手でボリュームを廻せば音量を変えることは出来るのですが、基本的に私はリモコンで制御したいですし、この中間ギアが無い(破損)するとボリュームの手ごたえが「スカスカ」で違和感ありますしね。(爆)
いやいや、本当に救世主のお陰です。