ナカミチ480修理、その3です。
前回は固着したピンチローラーアームまででしたね。
今回は2.イジェクトワイヤー固定ホルダの破損からですが、以前「582」の修理時に紹介しましたので省略します。なので、3.録音・再生モードスイッチリンクアームの破損です。
修理前の写真を撮り忘れたので、修理途中からです。(笑)
ワイヤー先端についている白いプラ(POMかな？)パーツ底面にタップが切られているのですが、穴からの底面端までが短くて欠けてしまいネジが留まらなくなり、この録再モードスイッチ側のレバーから外れてしまうという状態でした。
これは強度不足で、設計不良ですね。。。(笑)
なので、底面厚とほぼ同等のナットを内臓させるために割れた穴廻りをヤスリで整形、アルミ板(t=0.5)を加工して裏から宛がいます。
ナット表側には真鍮板(t=0.1)で宛がいました。
寸法関係を出来るだけ変えない様にするため、厚さは0.1mmにしました。
元々のビスは2mmのタッピングビスでしたが、M2のナットに変更しましたので、それに合わせてM2のビスに変更します。(平ワッシャーも同様)
動作チェックでは問題無いようです。しばらく、破壊しないか要チェックですね。(笑)
その４に続きます。
