先日着弾したモデルは480Zが正解でした。
定石の未所有モデルでありましたが、難しかったでしょうか。(笑)
では、早速チェックしていきましょう。
結構基板裏にコンデンサ、抵抗、ジャンパ線で修正されていますね。(爆)
ざっと基板裏の半田の状態をチェック。
480Zは録音再生モード切替スイッチのワイヤーリモートのアームがプラからメタルパーツに改良されてます。破損対策でしょう。
ただ、イジェクトのワイヤー固定部は対策されていません。。。
さて、続けてメカの動作チェックです。
お決まりのメカ駆動ベルトの劣化・変形とピンチローラーアームの固着状態でしたので対処します。
固着をアームを取り外して、清掃と注油で対処です。
組付け完了。
ピンチローラーアームを取り外したので、テープパスを冶具を使って、測定しながら調整します。
続けて、メカ駆動ベルトを交換します。
[左が劣化して変形したベルト]
ヘッドブロックのスムーズな動作、メカ制御ポジションをチェックし調整。問題が解消したので、本体にメカを組み戻してサービスマニュアルに基づいて調整です。
調整後はいつもの様に、試聴で確認します。
今回の480Zは既出問題で軽微なトラブルでしたので、無事に復活できました。(嬉)
[追記]
shunkunさんのご要望で480(s)と480Zの2ショット画像を追加しました。
並べてみると、針メーターからLEDメーターへの変更、ドルビーCの追加だけではなく、バイアス調整の追加。リアパネルにはヘッドフォンゲイン調整(HI/LO)、MPXフィルタオンオフがリアパネルに移動したりと結構変更になっているんですね。(驚)