toby_Nakamichi’s blog

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今日のイベント(2017/09/02)



本日は都内某所に行ってきました。

行った場所はこちらです。






音楽之友社さんです。ご存知、Stereo誌の出版社さんですね。

目的は





「8cmクラブミーティング with ハイレゾパーク」への試聴会参加です。

9/1(金)と9/2(土)の2日間行われていましたが、9/1は平日でしたので、9/2に。


9月2日(土)
13:00~14:00
付録ユニット聴き比べリクエストタイム60分
【1】持ち込み歓迎 USBメモリーに聴きたい曲を入れて持参してください
【2】デジファイとステレオのユニット聴き比べ
【3】音楽プレーヤーはラズパイ。アンプはデジファイNo.17付録基板
【4】ラズパイオーディオのことならなんでも聞いてください
講師 ラズパイオーディオの会

15:30~16:30
OMF-800P/OMP-600 エンクロージャー聴き比べ
【1】『2016年版MOOK付録エンクロージュア』で「M800」と「OMF800P」を聴き比べ
【2】オントモ・ヴィレッジ オリジナル『浅生モデル3機種』を「OMF800P」で聴き比べ
【3】 「OMP-600」の聴き比べ 『QWT方式』『KP-BSP000(共立電子モデル)』『コサギ
【4】話題の無垢材スピーカー『石田モデル』を聴いてみよう「M800」
講師 月刊ステレオ編集部





恥ずかしながら、ラズパイオーディオは始めて聴きました。モバイルバッテリでメインボード、DAC、デジタルアンプ全てをモバイルバッテリで駆動してました。
今回の制御はwifi接続のMACノートからでした。



想像したよりもしっかりとした出音で驚きました。電源電圧が5Vですから。。。

途中で、アルテックを髣髴させるフロントホーン(+ツイーターの2WAY)が意外に良かったです。それと、参加者さんからの持ち込み音源も参加形で良かったですね。




次のコーナーまで1時間半あるので、周辺を散歩して戻ります。
いつもの散歩コースと被りますね。(爆)


さてさて、本日一番聴きたかった聴き比べの時間です。



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OMF800P聴き比べ
3.吉本キャビネット製「DB-80SS

OMP-600聴き比べ
1.パイオニア製「BSP000
2.パイオニア製「BSP002」
3.ONTOMO MOOK「QWT方式」
4.オントモビレッジ「コサギ

M800
1.オントモビレッジ 無垢材スピーカー「Ishida Model」
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第一グループのフォステクスのユニットOMF800Pからです。
1.のエンクロージャーはバックロード。
むむ、800Hz付近の歪みが気になります。箱の吸音材のチューニングが悪くてホーンから中低域が出ていてそれが悪さをしている感じです。

2.フォスのOMF800P用に開発されたバスレフです。
これは良いですね。低域も充分に出てますね。データを見ると容量が5Lと口径に対してたっぷりなのが良い感じです。ボーカルに変なクセも無いですし、高音も充分伸びてます。フォス初めてのフェイズプラグが効いているのでしょうか。

3.ベアーボーンのサイドスリット型です。
これはサイズが小さいのに結構低音が出てますね。以前からこのサイドスリット型が気になっていましたので、聴く事が出来て良かったです。

続いて第二グループのパイオニアのユニットOMP600です。

1.2.共にかなり小さい箱でした。フォスの箱が大きくなってきたので、あえて小型に振ったという説明でした。ただ小さくしただけでは下がスカスカになってしまうので工夫されてました。1.はスリットバスレフ型。2.はユニットを2つ使うタンデム。フロントバッフル側は空気室を小さくすることで低域をカット、内部側はSWのようにして振動板の前後をそれぞれポート、バスレフポート。確かに低域私には200Hzあたりの乱れが気になって気持ちよくは聴けませんでした。。。

3.はQWT型です。うーん、QWTの良さである遅れの無い低域が充分に出ていないですね。吸音材を入れすぎなのか、設計が悪くてユニットとのつながりが悪いのか。。。

4.はスーパースワンの小型版といったルックスの「コサギ」です。ネーミングは鳥にしないといけないようです。(笑)
これが一番良かったですね。低域も一番出ていましたし、1から3では、低域が不足しているので、OMP600のハイアガリが聴き疲れしていたのですが、このぐらい低域が出ていればバランスも取れますからね。お値段はペア(キット)で5諭吉とか。

トリは石田先生が監修された「Ishida Model」です。
無垢材のブラックウォールナットを贅沢にフロントバッフルに使用。側板はレザー貼り。レザー貼りはデザイン上からなのでしょうけど、無垢材が良い仕事をしているようです。フォス初のアルミ振動板につかったM800というユニットも気になります。10万円(完成品)というエンクロージャーのお値段にビックリです。。。


おまけで、出展者さんの画像を。









イベント終了後は散歩して帰りました。(笑)