自称デッカーのはずですが、最近はCDプレーヤーがマイブームになっています。。。(汗
これまで入手したCDPは、
MB-3s
MB-3s(放出済み)
MB-1s
OMS-40
OMS-40(放出済み)
OMS-20
OMS-20(修理中)
でした。
今回はOMS-70IIを入手しました。
これは、CDを認識しないというジャンクです。
[修理勧業後の映像]
早速、CDをセットして動作チェック開始。
表示部にDiscと表示されるのでCD有のチェック動作はOk。
CDトレイにある穴を挟んでLEDとフォトトランジスタがあり、これによりCD有無を判断。
ところがディスクが回転しません。
ということはもしやレーザーが逝っているのか?
例の光パワーメータで確認するとレーザーは出ているようです。(一安心)
そうすると次は、レーザーヘッドが動かないからでは?という仮説を立て
プーリーを手で回して、ヘッドをスタート位置の中心から外側に移動させて、トレイをクローズさせると
モーターには電圧が掛かっているのにヘッドが動きません。。。
なんとヘッド駆動モーターとプーリー間のゴムベルトが伸びて動かないことが判明。
手でヘッドを移動させた時は、プーリーを直接回したので気がつかなかったのでした。
本来ならゴムベルトを新品に交換すべきですが、生憎手持ちが無い。
しかも悪いことに、千石にはこのサイズがラインナップに無いことが判明。
ということで暫定処置としてベルトをつまみ接着剤でくっつけ全長を短くすることにしました。。。(笑)
この処置によりヘッドが動くようになり、シークすることができるようになりました。
蓋を開けたついでに内部を観察。
これは、上部のメイン基板です。
こちらは、裏側に配置されているD/Aコンバータ基板です。
底板がアルミだったり、ELNAのオーディオ用ケミコンをはじめ使用されているパーツ類やアンプがICでなくディスクリで組んであったりと当時30万円近い価格に見合った作りで、プラパーツを多用したコストダウンが見えてしまう後継機種とは違うなと思いました。
デザインは、CR-70、CA-70、PA-70と同グループ、これまでのOMS-40、OMS-20はTA-30と同グループなのですね。
ラックインして、暫く使ってみます。