ナカミチのCDプレーヤー「OMS-40」を入手しました。
これはCDをトレーの入れてもすぐに排出して再生できないジャンク品でした。
いつものように清掃しつつ分解して原因を探ります。
トレーはモーターシャフト同軸のプーリーからゴムベルトを介してプーリー、ギアを3段使って減速して
トレー下部のギアを駆動します。
このゴムが劣化してプーリーがスリップ→必要なトルクが出ない→トレイ格納のタイムアウトと判断→異常と判断→排出 というシーケンスだと思われます。
[メカ上部からの画像]
同サイズのゴムベルトを新品に交換することで正常に動作するようになりました。
途中トレイを組み上げるときに組み間違えたため、引っ掛かっていまうアクシデント発生も。。。
トレイが動くようになったのでCDをローディングするも、CD情報が読めずにいつまでもシーク動作を繰り返すのみです。
まずは湿式CDクリーナーを実施するとかろうじてCD情報を読み込むことができるようになりました。
ただ、曲のシークはできるもののかなり遅い状況です。ピックアップのレンズを無水アルコール+綿棒でクリーニングすると本来と思われる時間でシークできるようになりました。
いつものCDを使って現在のメインCDプレーヤーのMB-1Sと比較試聴。MB-1Sが原音に忠実でナチュラルな音に対して、OMS-40はクリアでエッジが立ったキレの良い音で、これはこれで良い感じです。
レシーバーのTA-30と重ねると同世代であるがゆえにLEDは同じグリーンを使ったデザインで相性バッチリです。
IA-1は、MB-1s、TA-30はOMS-40との組み合わせになりますね。