昨日に続いて、1000pのメンテ作業その2です。
この1000pの2号機はオプションDACボードDAC-111pを搭載しています。
残念ながら、サービスマニュアルにDAC-111pについて掲載されいません。
先日エムエーサービスさんにDAC-111pの回路図は送っていただいたので、調整用VRのの機能を確認して、図を作成しておきました。DAC-102pとして機能が無い、出力オフセット調整機能が追加されているんですね。
DAC-111pも機能美を感じさせる基板レイアウトと使用されている部品も高級コンデンサ、PLCCのカスタムIC、セラミックパッケージのROMと十分です。
テストパターンを生成するデジタル信号発生器です。
同軸出力を1000pのDAT1に入力します。信号フォーマットは48KHz、1KHz、0dB。
アナログ出力Rチャンネルのひずみ率を測定します。規定では、0.003%以下のところ、0.0023%と規格内。
続けて、Lチャンネルのひずみ率を測定します。
規定では、0.003%以下のところ、0.0026%と規格内。
これでDACボードの調整が完了です。