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Nakamichi CA-70のモディとメンテ

nakamichiのプリアンプCA-70(1号機)ですが、これは入手時にインレット化がされていました。リアパネルは加工せずに電源ケーブルをカットし先に中継型のインレットを付けるという手法です。

まあ、ただ個人的には海外モデルのCA-7の様にリアパネルにインレットが収まっているものを持っていたので、これはスマートではないなあと。。。(笑)

で今回、インレット改造されていない2号機をメインに昇格することにしました。
(3号機は先日断舎利済み)

久しぶりにラックイン、接続したのですが設定保存メモリ用の電池が終っている様で電源断から再投入で、毎回AFT(トンコン)オン・ソースがPHONO・ミュートオンに強制設定となります。(笑)



この状態です。

ということで、以下の作業することにします。

1.バックアップメモリ電池交換
2.ゲインを下げる

2.のゲインを下げるというのは、1号機で実施済みですが私の通常音量ではボリューム位置が1メモリ以下で音量調整しづらい事とその領域ではギャングエラーが気になるレベルであることを解消するための対策です。



まな板に載ったCA-70。(笑)





念のために、取り外した電池をチェックします。

ほぼ完全放電ですね。

1号機では同形式のタブ付きボタン電池を入手して交換したのですが、入手性が悪くて入手出来なかったので今回はタブが無い普通に入手できるCR2032を使って交換出来るようにします。





オリジナルの電池はタブがF10というタイプですが、これと同じピン配置のホルダは見つからなかったので、右の2ピンを使うことにしました。





判りづらいですが、ピンピッチをあわせるために薄い基板を介して取り付けてます。

続けてゲインを下げる改造も実施しました。(6dBダウン)
ミュートオン時は20dBアッテネートされるので、こちらも26dBに変更してます。
画像は以前アップしているので省略します。(笑)






通常このボリューム位置でしたが、






この位置になりました。PHONO、カートリッジがテクニカAT33時で、CDPの時には1.5メモリ下です。




作業が終って、ラックイン。
無事に設定が保存できるようなりましたね。