本日の作業はナカミチのカセットデッキであるBX-125です。
電源を投入して動作確認すると、操作ボタンを押しても全く動作しないという症状でした。
メカを摘出しました。
操作ボタンで動作しない場合は、サイレントメカの時はメカ駆動ベルトがNG。三協メカの場合は駆動はベルトではなく、モーターがウォームギアを介してカムを駆動し、そのカムがリーフスイッチ及びメカを駆動するので、全くカムが廻らないということはメカ駆動モーターのNGということになります。暴走状態だとリーフスイッチの接点不良になりますね。
サクッと駆動モーターを交換して、動作チェック。正常に動作することが確認できました。
その後、サービスマニュアルに基づいて調整をして作業完了です。
作業完了後は、お決まりの試聴チェックです。
2ヘッドとは思えない出音ですね。