本日のイベントは久しぶりに音工房Zさんの試聴会に行ってきました。
今回の試聴会は、コロナ対策として三密を避けるために、各コマごとのお1人様で、入口も締めず、音工房Zさんの方も1人でマスク、手指消毒でした。
一コマは30分で、最初の10分ではブラインド・テスト、残り時間は持ち込み音源で試聴というメニューでした。
今回の試聴会のテーマは新製品である「Z1-Livorno」VS B&W805D3です。
Z1-Livornoのページ
https://otokoubouz.com/z1/livorno.html
ブラインド・テストの方法は
・試聴曲は全10曲
・各曲30秒ずつ、スピーカーを切り替えて鳴らす。(鳴らすスピーカーの順はランダム)
・Z1-Livornoだと思ったら「Z」、B&W805D3だと思ったら「B」と記入、併せて気に入った方にチェックを入れる
ということでした。
ちなみに試聴曲は以下の通りです。
1曲目-ホテルカリフォルニア
2曲目-Chant
3曲目-ハート・オン・ア・プラッター
4曲目-ザ・シングスウィディドラストサマー
5曲目-Softy As In A Morning Sunrise-The Modern Jazz Quartet
6曲目-top of the world
7曲目-Tears In Heaven
9曲目-Scarletti Sonata In C,K159
10曲目-1812年
何と、ビックリの全問正解でした。。。(驚)
持ち込み音源は
1.Ride Along - Al Turner
2.Lover Come Back to Me - Roberta Gambarini
3.Manhattan Daylight - 木住野佳子
4.Campi d'Oro - Giorgia Fumanti
5.Life Goes On - 山中千尋
・低音のボリューム
・女性ボーカルが癖なく聴けること(鼻が詰まる感じ、高音の素直さ)
・ボーカルコーラスのハーモニー
・バイオリンの艶っぽさ
・ピアノのアタック(立ち上がり)
この辺りに注意して聴き比べました。
B&W805D3に比べると高域が大人し目という印象で、瞬間的に切り替えて聴き比べると差は判るのですが、個人的な好みでは最新のB&Wであるツイーターがダイヤモンドは高域がキツイと感じます。なので、比較すると大人しいとなりますが、単独で聴き続けると聴き疲れの無い素直な出音だなあと思いました。
他方、100Hz以下の低域はウーファーの口径が大きいB&Wが量感的に有利であり太いです。ただ、これも聴き比べればとZ1が控えめであるという事で、不足・不満は感じませんでした。
Z1-Livornoはまず最初にキットで発売して、今年の秋ぐらいに完成品をリリースする予定になっています。
スピーカー各社からリリースされている2way小型ブックシェルフ。この激戦区に戦いを望むべくZ1-Livorno。その中で、定価90万円で業界トップレベルのB&W805D3にZ1-Livorno(キット)で6万円弱でガチンコ対決。これがどうジャッジされるのか、見守りたいと思います。
最後に、久しぶりの試聴会で楽しんだために、リスニングルーム内の画像を撮り忘れました。(爆)
[2020/06/24追記]
音工房Zさんの「Z1-Livorno」の試聴会参加者の声に私のレポも掲載されました。
が、私だけ辛口です。。。(汗)
[2020/06/26追記]
ブラインドテスト結果がメルマガで来ましたが、Z1-Livornoの紹介サイトからはリンクが無いので、こちらでリンクは貼らないでおきます。