朝昼晩と一日に3回以上オクのチェックとアラートが上がってくるので、漏れなく見つけてしまう。。。(汗)
というわけで、またしても「助けて~」という声が聞こえてしまったのでポチッとしたのが今日届いた。(笑)
ナカミチのプリアンプCA-70、電源が入るが出力が出ないというもの。
ざっと外装をきれいにしてから症状を確認したが、確かにプリ出力がでない。
耳を澄ましてみると、正常なら起動時にラッシュカレント回避用のリレーが入り、3-4秒後に出力保護リレーが入る音がするはずだが、出力保護リレーが入らない。
とりあえず、電源回路基板をチェックする。
ロジック用の+5Vは出力されているが、±12Vが出ていないので、ヒューズをチェックすると切れてる。ヒューズの先の経路の抵抗値を確認すると、短絡状態。
一番NG確率の高い電解コンデンサを取り外して、確認するとショートモードの故障でビンゴ。
このサイズの電解コンデンサの手持ちは無いので、部品取り機器から電源ユニットごと交換し、正常に動作するようになった。続けてサービスマニュアルに基いて、オフセット関連の調整を実施。
ここで、先日秋月で入手しておいたICクリップを使用する。
これがあるとクリップが外れにくくなって調整が楽です。
ヘッドホン出力が無いので、プリアウトにヘッドホンアンプをつないで総合チェックして修理完了です。
動作品が3台と部品取りが1台。これは綺麗なものを予備機として後は断舎利対象ですね。。。(笑)