本日の作業は先日入手した600IIの修理、その1です。
以前入手したシルバーの初代600に続けて、この600IIも完動に持ってきたいです。
何はともあれ、取り敢えずメカを摘出してメンテしましょうかね。
パッと見で、600とあまり変わらないですね。
思い出しながら、何とかメカブロックを取り出しました。
この世代は、筐体後ろのカバーを取り外せばメカブロックの裏側が邪魔するものが無く手を入れることが出来て、メンテナンス性が良いですね。
モーター、フライホール、ベルトなど駆動廻りをクリーニングし、適宜グリスとオイルを塗布します。ポーズ、REC、ストップなどのレバー廻りも併せてクリーニングと注油を実施して、メカ部分のメンテ完了です。
では、エレキ部分に着手します。
電源回路基板をチェックして、規定電圧が出力されていることが確認できましたので、メカブロックが背負っている、シャットオフ回路が怪しいと踏んで手直ししていきます。
メカブロックを取り出してオシロで信号を当たる為には、延長ケーブルが必要になります。回路の部品点数も少ないですから、電解コンデンサとトランジスタを新品に全交換します。音質にも全く影響がないブロックですから、躊躇なく逝きます。(爆)
メカブロックを本体に戻して、動作チェックします。
取り敢えず、メカが動作し始めました。
これで、スタートラインに付けますね。(笑)