
幅が500mmもあって、縦横比が横長なのでデッキに見えなかったかもしれませんね。
ナカミチのデッキの横幅は多くが450mmです。
(例外として、68xがラックハンドルを含め482mm、700ZXL/ZXEが500mm、1000ZXLが522mm)
ラックハンドル付の68xより幅が広く、700ZXL/ZXEと同じなんですね。
これまで、パネルがプラで外観の程度が良いものが少ないこと、幅が大きいのとデザイン的に好みでなかった為に敬遠してましたが、外観がそこそこだったのでついポチッと。(爆)
では、早速整備に入ります。
今回のターゲットはカセット付です。(笑)
じゃなくて、カセットが取り出せなくなったジャンク品です。
確率的にヘッドが上がったままでイジェクトできないのがほとんどです。
注)ヘッドが下がらないとイジェクトボタンが押せない
ヘッドが下がらない原因は
・コントロールカム駆動ベルトのスリップ(ストップへのモード変更ができない)
・ピンチローラーアームの固着
今回はピンチローラーアームの固着が原因でした。
ピンチーローラーアームを取り外し、クリーニングしてグリスを塗布。
元通りに組み上げます。
ヘッドブロックが無事に動くようになりました。
(上の画像は手動でレバーを動かしてテープパス調整完了後のものです)
アームブロックを付け直したので、テープパスを調整しようと思ってイジェクトボタンを押そうとしたのですが、手ごたえが変です。
ワイヤーの固定用ブロック(デルリン)が割れてます。
出品者さんか前オーナーさんか分かりませんが、力任せに無理にイジェクトしようとして折ったようです。。。(汗)
画像には2液エポキシが写ってますが、デルリンは接着できず。。。
ゴム系の接着剤で固定。
接着されるまで時間が掛かるので、本日の作業は此処までです。