toby_Nakamichi’s blog

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新兵器?(iFI iDSD nano)

ほ先日、8cmバックロードバスレフのスピーカーをお披露目した際に「ソースはハイレゾなの?」って聞かれました。
その時は、スピーカーが割りに重量があり嵩張るので、その他のアンプとプレーヤーはミニマムで構成すべく、小型のデジタルアンプにiphone4Sのヘッドフォン出力をつなげてデモしました。

ご存知だと思いますが、iphoneの内臓DACは48KHz/16ビットです。
つまり内臓プレーヤー以外にハイレゾ再生できるプレーヤーをアプリとして追加しても、最終的に出てくるものはこのDACを通せざるをえず制限されてしまいます。

しかし、ネットで調べてみたところ、裏技があることを知りました。

iphoneに「iPad Camera Connection Kit」または「Lightning - USBカメラアダプタ」を接続してその先にUSB-DACを接続するということです。

ただし、世の中にリリースされているUSB-DACがどれでも認識されるわけではないというのがネックです。

偶々、この「Lightning - USBカメラアダプタ」を持っていましたので、まず手持ちのUSB-DACである「KORG DS-DAC-10」を接続してみました。
しかし残念なことにサポート対象外の様で認識されませんでした。。。
もちろん、バスパワーでなくて例の電源アダプタを使ってです。

ということで、ネットでサーチ。

・据え置き型ではなくポータブル型
DSDに対応
iphoneに接続可(認識される)

で見つけたのが、iFIのiDSD nanoというモデルでした。
もちろん価格も最安なルートをで入手。
ビックカメラ.com価格、10%ポイント追加に店頭で値引交渉+ビックカメラのギフトカード(笑)


[パッケージ外観]

早速開封です。



前後パネルを含めて筐体はダイキャスト系の堅牢な作りです。
フロントパネルはRCAプラグのアナログ出力、ヘッドフォン端子(ステレオミニ)、ボリューム(電源SW付)です。



リアパネル側には、デジタルフィルタのモードスイッチ、USBコネクタ、同軸デジタル出力です。

ファームウェアを最新バージョン(5.0A)にPC接続で更新し、iphone(5S)に接続します。
このモデルはバッテリを内臓していているので、セルフパワーにて起動。



メーカーのサイトで、iphoneに接続可能と記載があるとはいえ、実際にどうか心配でしたがあっさりと接続しました。

ハイレゾプレーヤーはONKYOのHF Playerをあらかじめ、アプリ追加してます。



設定をして





設定が終わったところで、再生してみます。



オリジナルのAACフォーマット 44.1Kのソースが、DSDコンバートされてDSD5.6Mになっています。



このUSB-DACはDS-DAC-10と表示方法が異なりますが、筐体上面にあるLEDの色でモードとレートが判るようになっています。今回はDSD5.6Mということで、LEDはマゼンタ(紫)で点灯してます。

レートを44.1Kと5.6Mを切り替えて聞き比べしてみました。高域の差は感じませんでしたが、ノイズが低く、音に奥行き感が出た気がします。差は思ったより小さかったですね。

今後、色々とイタズラするのに良いおもちゃが増えました。(笑)