toby_Nakamichi’s blog

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ナカミチのカセット




先日入手したステレオ時代・特別編集の「カセットテープ・コンプリートブック」ですが、不満もあります。(笑)


ナカミチの第二世代のテープの画像が無いこと。(爆)




第二世代テープのシュリンク付き画像を。
(SXIIのみ、未入手なので開封済み品)


ナカミチのカセットテープなんて、見たことが無いって方が多いでは無いでしょうか。


理由があります。量販店を含めて店頭販売してい無かったからです。










ナカミチのデッキを購入するとこのメールオーダーのカタログ+振込用紙が同梱されていて、このメールオーダー注文のみだったのです。

注文品が郵便小包で送られてくると、次回注文用にメールオーダーカタログ+振込用紙も同梱されています。(爆)

このナカミチのテープ。お解かりだと思いますが、TDKOEM品です。

カタログの価格を見ると、当時のTDKの同レベル品の定価とほぼ同じと特別高いわけではありません。しかし、TDKは量販店で割引がありますし、送料も掛かりますから、併せると結構割高になってしまう訳です。
あと、注文は箱単位(10本入り)。。。(汗)

価格面では不利な点ばかりですが、良い点は無いんでしょうか。

はい、あるんです。(笑)
ナカミチの出荷時調整はこのナカミチのテープを使って行われています。したがってバイアス、録音レベル感度などマニュアル調整できるモデルは、他メーカーのカセットでも合わせることが出来ますが、マニュアル調整ができないモデルは最適値とはならず、ナカミチのテープのみで性能を出し切れるのです。その点でメーカーはナカミチのテープを使うことを推奨していた訳です。


では、実際にカセットを画像で紹介しましょう。

ZX(メタルポジション) です。




こちらがベース・モデルと思われるTDK MAです。
画像は1代目ですが、ナカミチのMAは穴あきラージハブであることから、2代目がベースモデルかと思います。




続いて SXII(ハイポジション) です。
このモデルだけ、カセットハーフのボディ材の色がコゲ茶なんですね。




こちらは ベースモデルとなった SA-X です。
こちらもボディ材の色はSXIIと同じでコゲ茶なのですが、そこも同じである必要があったのでしょうか。疑問が残ります。
なお、画像は第二世代ですが、穴あきラージハブでは無いですね。。。




続いて SX(ハイポジション) です。




こちらがベースモデルと思われる SA です。




最後は EXII(ノーマルポジション) です。





TDKのOD(2代目)がベースモデルだと思われますが、手持ちにありませんでした。。。


あと、EXというモデルがありますが未開封品しかなく、開封するのが惜しいのでカセット本体の画像はありません。(笑)


編集長、私からは以上です。