今日は、損保会館で行われた「アナログオーディオフェア2018」に行ってきました。
予め、参戦するイベントの時間割を検討しました。
12:30-13:00 Tien Audio新製品発表会(504)
13:00-14:30 JAZZとEQカーブの危険な関係(504)
15:00-16:30 Stereoxステレオ時代(302)
16:30-17:00 朱雀・青龍(504)
13:00-14:30 JAZZとEQカーブの危険な関係(504)
15:00-16:30 Stereoxステレオ時代(302)
16:30-17:00 朱雀・青龍(504)
・Tien Audio新製品発表会
以前発表されたTien AudioのモデルであるTT3にベース追加、インシュレータ追加など機能アップしたTT5という新モデルの発表でした。
プラッターをシンクロさせた3モーターで駆動するというコンセプトは理に適っていると思いますね。またレコードの製法によってトルクを替えることでトレース力を上げるというのも納得でした。
・ JAZZとEQカーブの危険な関係
アコリバ代表の石黒氏がホスト役、ディスクユニオンJAZZ TOKYOの生島氏にて行われました。年代、レーベル、などを考慮して最適なフォノイコライザーカーブとRIAAを比較・考察するというテーマでした。
私はRIAAカーブ以外のカーブが適用されるようなオリジナル盤などのレコードは持っていないので、直接は関係ないのですが、カッティングに使われたカーブと同じカーブで正解のデコードしたときの音は違うといった程度ではなく、全く違うレコードになっておりました。目から鱗の体感。
・Stereo x ステレオ時代
さて本日私にとって一番のイベントです。(笑)
最近、Stereo誌とステレオ時代のコラボ企画が多い様に思いますが、このイベントはStereo誌が評論家の福田雅光氏のリファレンスカセットデッキと対戦させようと、カセットデッキといえば「ステレオ時代」ということで編集長と生島店長に声を掛けたところ、挑戦を受けて立つということになり実現した企画です。
またその情報を耳にして、「懐かしのカセットテープ博物館」の加藤館長からも「ドラゴンキラー」の異名を持つデッキ参戦。
対戦したカセットは
・福田氏:AIWA XK-S9000
・生島氏:NAKAMICHI RX-505/DRAGON
・加藤氏:TANDBERG 3014A
対決内容は
・自己録再の持ち込みテープ対決
・市販ミュージックテープ対決(伊藤たけし/ディア・ハーツ)
・自己録再+共通音源(アナログレコードから録音)
今回見るのも初めて、まして聴くのも初めてであるタンバーグのデッキでしたが、市販ミュージックテープとの相性は良くなかったですけど、自己録再は低域が太い、骨太なサウンドで印象的でした。対戦相手とはいえ、あっぱれだと思います。
トータルでは、やはりNAACを生かし市販ミュージックテープでの再生が別格だったDRAGONが贔屓目を差っ引いても一番だったかなと。(爆)
それにしても、凄い数の人が集りました。私もびっくりですが、生島さんが「皆さん、このイベントはカセットテープですけど、大丈夫ですか?」との案内が象徴していましたね。
イベントが終了して、興味のある方は前の方に来て頂いて見ていただいてOKですといったら、わーっと前方に人だかり状態になりました。。。
最近高まっているカセット・ブームを肌で感じた瞬間でした。
ということで、今回は入手して初めて袖を通したこれを着ての応援参戦でした。
DRAGON本体より、レアなTシャツです。(笑)
私も対決したかったなあ。。。(爆)