部品調達で間が空いてしまったRX-303ですが、アルプスにオーダーしたボリュームが先週末到着してますので本日着手しました。
BIASボリュームを廻してもバイアス電流が変化しない状態でしたが、バラした状態で放置すると収集が付かなくなるのとパーツを紛失する恐れがあるので敢えて一旦組み上げてましたが、再びバラしてNGボリュームを取り外します。
ボリュームにシリーズに抵抗をかます改造がされてます。ボリュームのセンター値を変更する必要があったのでしょう。(笑)
確認のため、取り外したNGボリュームをチェックします。
ボリューム両端間は100Kで正常でしたが、摺動端子が開放ということで断線ですね。
新旧ボリューム比較。(笑)
当たり前ですが、全く同じです。20年以上前と基本的に仕様変更なしという事になりますね。ある意味、凄いですし有難いです。
この後は、サービスマニュアルに沿って調整を実施して無事修理は完了です。ちなみに303のサービスマニュアルはいつもの無料サイトにはありません。202で代用は調整方法が同じではないので難しいかも。更に303のマニュアルに誤記があるというトラップあり。(爆)
最後に先日修理したOMS-50IIからの送り出しで録音再生チェックしました。
相変わらず2ヘッドとは思えない実力。キリッとした高域で再生しますね。