toby_Nakamichi’s blog

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本日のゲスト(2023/04/03)

 

本日のゲストはカセットテープ界では有名な「懐かしのカセットテープ博物館」の館長です。

 

前回お会いしたのは、コロナ禍前の行われたアナログオーディオフェア2018以来ですから、もう5年前なのですね。。。

 

DRAGON-CD+DRAGON-DACで2曲ほど聴いていただいて、音工房ZさんのZ702-Bergamoを体感して頂いた後、館長が持参されたスペシャルテープ試聴タイムに突入です。

 

1本目は、ナカミチのカタログにも載っているミュージックテープから。

 

 

グルメ・セレクション・フローム・シェフィールドラボ(RA-4000)です。

このシリーズは送り出しがナカミチのDAT1000+1000pで、レコーダーは20台のCR-70で同時録音されたものです。テープはZX(メタル)でドルビーCです。

再生に関しては、どんなデッキで録音されたものでも(可動範囲内であれば)NAACによりジャストな再生アジマスで最良な再生ができるDRAGONでプレイバックします。

テープの経年劣化は感じられない高域がシャキッとした出音で、館長もビックリされておりました。館長も伺ったところ、ナカミチのデッキは700ii、1000ZXL、DRAGON、CR-70、RX-505、680ZXをお持ちとのこと。ナカミチが好きというよりも、愛するカセットテープの性能を引き出すために各メーカーの上位機種を集めた中にこのモデルが入ったということなんです。なので、ウーヘルやターンバーグといった一般的なデッカーの方が知らないようなモデルをお持ちなのです。

 

続いては、こちらの2本。

 

 

 

どちらも非売品でナカミチカセットデッキに同梱されていたテープですね。

A面のみ録音されていて、B面はお試し録音できるようになってます。

 

左側は、普通ですが右側は先日私が入手したハーフスピードのデモテープです。680ZXに付属していたようです。フィリップスに怒られて、次モデルの682ZXでは標準スピードのみになってます。なので680ZXの前の680と併せても短命だったのです。倍速のMTRはOKなのに、ハーフスピードはNGって何だかなと思います。(笑)

 

1000ZXL、700iiなど複雑なモデルはMAサービスに依頼され、それ以外はご自身でメンテされているそうで、お話を伺うととてもお詳しいことがわかりました。

 

そして、ナカミチで一番好きなモデルはという質問は680ZXということです。

私も680ZXがデザイン的に一番好きなモデルですね。

 

本日はお越し頂き、ありがとうございました。