メカはほぼ問題ない状態にはなりましたが、
1)テープカウンタの動きが悪い。
2)録音されている音が途切れる。
3)アウトプットボリュームのガリが酷く、R側がほど出力されない。
という主にエレキの面での問題点が発見されました。
順番に対処していきます。
カウンタはカウンタ駆動ベルトがダルダルだったので、新品ベルトに交換で完了です。
続いて、録音が途切れる点ですが、
録音アンプと再生アンプの信号を切り替えるリレーの接点がアウトでした。
上が同等品の新品リレーです。
配線が多く、部品へのアクセスが難儀でしたが、交換し問題点は解消です。
続いて、出力ボリュームのガリ、途切れの対処です。
ボリュームは2連、Aカーブ、10K、軸長15mm、セレーション軸(軸に溝があるタイプ)です。以前同様アルプス電気に注文しようと思ったのですが、平軸のみでセレーション軸は選べなくなっておりました。(平軸なら秋葉原で購入できます)
参りました。これだと、これまでのボリュームノブが使えなくなります。
ボリュームノブをイモネジで固定すれば実質的に使えるようになりますが、出来ることならオリジナルに拘りたいです。
ということで、何種類か、2連、Aカーブ、10Kのボリュームを入手しました。
分解して検討します。
[旧型のNG品を分解]
検討した結果、NG品からシャフト(セレーション)を現行品(新品)へ流用が出来そうです。以前に平軸をヤスリで加工してセレーション化しようとしましたが、手加工では精度が出ずに無理でした。(爆)
ちょっと長めにシャフトをカットして、シャフト先端をヤスリで整形します。
何とかシャフトの換装がうまくいきました。
[ 左側:シャフト交換前、右側:シャフト交換後 ]
作業的に疲れたので、今回はここまで。その3に続きます。