どうも、このところタイマー動作で再生出来ないデッキが重なります。。。(汗)
今回は三協メカのRX-202です。
先日の1000ZXL、700ZXL、682ZX共にナカミチオリジナルメカですから、メカ駆動ベルトの劣化は持病?ですけど、三協メカもアキレス腱があるんです。
三協メカのRX-202はユニディレクショナル・オートリバース、通称クルリンパはメカの取り出しに少々手間が掛かるんですよね。
画像は撮り忘れましたが、メカのモード検出用の三連リーフスイッチがアキレス腱です。接点にカーボンが付いて導通がNGになるとメカが正常動作ができなくなります。モードが正しく検出できないわけですから、動きませんね。
リーフスイッチ接点のクリーニングは、消しゴムと接点洗浄剤で磨いた後に、接点保護オイルを塗布しました。
それとRX-202はリール駆動はギア式ではなくゴムローラー方式なので劣化するとスリップによる駆動トルク不足とゴムリングの凹みによりコトコト音が出るようになります。
今回はゴムローラーの劣化はありませんでしたので、表面のクリーニングのみとしました。
前回の緊急メンテが2017年3月頭でしたから、ほぼ1年ですね。
1年に1回はリーフスイッチのクリーニングは必要ということでしょう。
なお、今回はサービスマニュアルによる電気的調整は省略しました。
今回のメンテで交換した部品はビスのみです。ビスの交換も必須項目になりました。