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AV - 10 x 2= ?(Nakamichi AV-10 その1)

本日は、お休みで天気も雨でしたのでAV-10の作業に取り掛かりました。
 
2台のAV-10をどう料理するのか。
 
・2個1にする。
筐体はシャンパンゴールドとする。
・ブラックの国内仕様を主とする。
 
以上が方針です。簡単明瞭ですね。(爆)
 
まず、電源コードが根元から切られている国内仕様のブラックを通電出来る様にします。
 
新しいケーブル(2.0SQ)に交換し、電源ケーブルを接続。
 
スタンバイランプが点灯しました。まずはひと安心。
 
電源スイッチを押しますが、電源が入りません。(汗)
 
 
 
適当にスイッチを押すと、メモリースイッチで電源オン。(驚)
プロテクトが解除されるリレーの音がしました。
そして、何故かモードスイッチで電源オフ。
電源スイッチで電源オンオフが出来ない意地悪な仕様。(笑)
 
 
パネル裏を目視すると、フレキケーブルの端が2本ぐらい切れてます。(笑)
 
あと、問題点として
 
1.スピーカースイッチがオンの状態でロックできない。(モーメンタリー状態)
2.トーンコントロールオンオフスイッチがロックできない。(モーメンタリー状態)
3.ラウドネススイッチがロックできない。(モーメンタリー状態)
 
まあ、良いです。パネルユニットはシャンパンゴールドを使いますから。
 
で、シャンパンゴールドのフロントパネルごと交換します。
 
で、電源スイッチでオン。
 
(FMの下限周波数)
 
電源スイッチでオンオフできました。(笑)
 
一通りパネルのスイッチを操作して動作チェックしたところ、こっちも問題点がありました。
 
1.シャンパンゴールドは海外仕様であるため、チューナーの周波数範囲が国内と異なる。
2.トーンコントロールオンオフスイッチがロックできない。(モーメンタリー状態)
 
(FMの上限周波数)
 
中々すんなりとはいってくれませんね。(笑)
 
ということで、面倒ですが国内仕様のパネル裏基板をベースにスイッチは海外仕様から外して交換します。
 
ただし、トーンコントロールスイッチ(4回路2接点)は両方ともNGなので、直すしかありません。
スイッチを開けてみると、内部のプラパーツの引っ掛るべき部分がもげてました。
仕方がないので、スピーカースイッチ(2回路2接点)の該当部分を切り取って、移植しました。
 
(スピーカースイッチのレバー、左側が正常品、右側がNG品)
 
(トーンスイッチ、左側が切取って移植したもの、右側はNG品)
 
 
 
内部のサービスショット(笑)
 
 
 
ヘッドホンによる確認ですが、チューナー、CD、AUXで正常動作が確認できました。
 
これで、国内の周波数が受信出来るシャンパンゴールドになりました。(笑)
 
しかし、まだリアパネルのスピーカー端子がもげているか、曲がっているかと悲惨な状態。(シャンパンゴールドも同様)。これも何とかしないと。。。
 
多分、そのうち「その2」としてアップします。