久しぶりにDRAGONの1号機にて録音して、再生するとR側メーターがほぼ振れてない。
再生ヘッドが逝ってしまったのかと、かなり焦る。。。
録音済みのテープでチェックすると再生は正常で、ほっと一安心。
じゃあ、録音ヘッドの断線か?
録音ヘッドへのケーブル側からテスターで抵抗値をチェック。
どちらも断線していない。二度目のほっ。
録音ヘッド接続ケーブルを左右入れ替えてみる。Rchのレベルゼロは変わらず。
ということは録音回路の問題では無くて録音ヘッド側となる。ということは、アライメントを含んだテープとヘッドのコンタクトが問題に絞られる。
録音ヘッドを見てみると、かなり磁気テープの粉と思われる汚れで茶色くなっている。さらにテープパスチェックをすると、何故かヘッドの高さがかなりずれている。
ヘッドの清掃をした後に、録音ヘッドの高さを調整していくと、Rchのレベルが復活。
ヘッドのずれが原因なのは明白だが、ヘッド汚れの影響分はわからない。
一番不思議なのはなぜこれほど録音ヘッドがずれたのかという点だ。。。
ここで3点教訓。
1)古い劣化したテープに注意。
2)トラブル時は入り口から確認する。
3)対処は1点ずつ実施する。
思い返すと、この1号機は新品かと思う程に綺麗だったため、調整など手をつけることを躊躇って未実施だった。しかし、これを機会に一通り調整を行うことにしよう。