toby_Nakamichi’s blog

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DRAGON多数出品中・・・

アナログレコードの人気に続いて、カセットテープが見直されている昨今です。

CDプレーヤーなどと違って、どちらも再生する為に面倒な儀式が必要ですがそれが良いとかいうことだそうで。。。
世の中が余りに便利になり過ぎて、面白くないということでしょう。

カセットテープが見直されているということで、カセットデッキの金字塔であった「Nakamichi DRAGON」にもフォーカスが当たってきているのでしょう。

オクでも最近出品数が増えているように思います。

私も何台かDRAGONを入手してますが、やはりサービス(IDK、MAサービス)
によるメンテ済みのものが安心出来るのは間違いないですね。






特にDRAGONは再生ヘッドが専用品であり、他モデルからの流用が一切出来ませんし、当然サービスにも交換パーツがありませんから、ヘッドが磨耗劣化していると本来の性能が出せません。
これは、ヘッドの磨耗による段差でヘッドに対してテープがきちんと当たらないことによる高域レベルの低下がおきます。この段差をラッピングという面研磨作業で無くしヘッド再生することが限界磨耗までは可能です。
ただし、限界まで磨耗している否かは少なくとも素人が見てもわからないでしょう。

ということで、出品者は中々このデリケートな部分については明らかにしたがらないです。(知らない場合も含みます)

一つ目の出品は、テストトーンによる同時録再でバイアスと録音レベルが調整範囲で余裕があるという点を開示していますから、より安心度は高いですし、二つ目もサービスでのメンテ完了品ですから、調整範囲がギリギリであれば指摘があると思われます。

DRAGONはナカミチカセットデッキで一番永く販売(1982年発売、1989年4月の総合カタログにまだ掲載有)されたモデルですから、リリースされた玉数もそこそこあるはずですが、先ほどの再生ヘッドの点で良い物が減っていくことは間違いないですから、欲しいと思っている方は今後目が離せませんね。

ただし、私は一切関知しません。くれぐれも自己責任で行って下さい。(爆)