toby_Nakamichi’s blog

tobyのNakamichiに纏わる話題を綴るブログ

着弾メンテナンス(RX-303 その2)

先日の久々のオーディオ着弾メンテナンス(その1)の正解はこちらでした。





クルリンパの次男坊であるRX-303でした。
長男のRX-505がダブルキャプスタン、3ヘッド。末っ子のRX-202がシングルキャプスタン、2ヘッド。それに対してRX-303はダブルキャプスタン、2ヘッドです。
またRX-202は三協メカ、RX-303とRX-505はナカミチオリジナルのサイレントメカですね。

キャプスタンアームの固着を修正したところまででした。

メカが正常に動くようになりましたので、調整に入ります。

メーター、再生系が終わり、録音系の調整段になって録音出来ないことが判明。
信号を追って調べたところ、ヘッド手前で信号が途切れてます。
原因は録音、再生を切替えるためのリレーがNGでした。コイル電圧12V、2回路2接点の開放型。



手持ち部品の同等品に交換します。



交換した部品は密閉型です。

信号がヘッドに届いて、無事に録音は出来るようになりましたが。
バイアスの調整点がLRで随分と違います。(R側が低い)

調べていくとフロントパネルに付いているバイアス調整ボリュームのR側が効かなくなっていて最大値で固定。

ボリュームは2連で10Kオーム、Aカーブ、センタークリック付、セレーション、操作部長さ15mm。手持ちも無いですし、秋葉原でも無いので以前注文した実績があるアルプス電即納にオーダーしました。

到着まで作業はしばらく中断ですね。