toby_Nakamichi’s blog

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8回目の車検でした

久しぶりに406クーペの記事です。

先々週末に長年お世話になっている掛かり付けのディラーに車検整備のため入庫。
本日、午前中に引き取りに行ってきました。

今回の車検入庫に伴う整備で主だった項目は以下の10点。

1.ブレーキフリュード汚れ劣化のため交換
2.LLC汚れ劣化のため交換
3.ポーレンフィルタ汚れ劣化のため交換
4.A/C低圧、高圧バルブガス漏れのため交換
5.トランスミッションマウント交換(要望事項)
6.右ドライブシャフトブーツよりグリス漏れのため交換
7.右リアラテラルロッドガタ付有りのため交換
8.センター・リアマフラー錆大のため交換
9.低速走行時の右前からの異音(要望事項)
10.エアーエレメントの汚れ劣化のため交換

8.のセンター、リアマフラー交換。これまでとマフラーカッター形状が変わったということですが、違いがわかりません。少し長くなった様な気がしますが・・・(爆)

いや、太鼓がスチールからステンレスに変ったのでは???



今回の整備入庫時に要望事項として5と9の2点挙げました。

簡単な方からいくと5のトランスミッションマウントは昨年の1年点検時にエンジンマウント左右(FF横置きなので左側はトランスミッションを支えていますでトランスミッションマウントと呼びます)の2箇所交換依頼したのですが、右側の在庫はありましたが左側はBO(バックオーダー)ということで右側のみ交換作業。しかしそのために加速時ウォブルが発生して気になっていたのです。マウント左右でダンピング特性が違えばバランスが崩れて当然かと。。。
今回も相変わらず在庫がなくBOということでしたので、自分でドイツの純正互換を探してパーツ業者から取り寄せ、部品持込で作業してもらいました。(実際はパーツ業者から直送)
ちなみにD8・D9とビックマウスではパーツナンバーが違います。

それともう1点は9の低速走行時の右前からの異音です。

これは2年前の車検点検時にメカに症状を伝えて見てもらったのですが、ハンドルを切ると異音がするということでステアリングアッシー交換(部分的なパーツ供給が無いため)で50万ほどという回答でした。それに対して、私が「アッシー交換したら直るのですよね」と確認すると・・・・でした。(笑)

私は、ステアリングはシロで、絶対にサスがクロと思っていましたのでそのときは保留にしました。
原因を特定せずに怪しい部品を手当たり次第に交換して結果オーライは、安心できませんし、オーナーにのみコストを含めたリスクを背負わせるのは納得ができませんからね。

今回は、低速走行で路面のある固有のうねりではガタガタと異音があることを含めて説明し、サスを中心に原因特定をお願いしました。
併せて、今回担当して頂いたチーフメカは前回車検時は他地域店舗在籍でしたが、4年前まではお世話になっていた方。今回再び担当してもらって長年の経験から原因を特定してくれました。流石です。

原因はダンパーのヘタリ+スプリングの湾曲でした。スプリングの湾曲によりシャーシにスプリングが干渉して音が出ていたということです。理に適っていて納得できます。でもスプリングって経年劣化で曲がるんですね。

不良サスと正常サスの比較画像を見せてもらいました。(負荷が掛かっていない伸びた状態) 負荷が掛かって縮んだ状態且つ組み付いている状態では中々発見が難しいと思います。普通のメカはサス、アーム類を触ってガタツキが無ければ異常なしでOKということでしょうね。(笑)

しかし此処で問題が。ダンパーが供給終了ということです。(汗)

でも、中古のサスを前後1式持っていたのでそれをディーラーに送付しての交換となりました。



サスの交換により、これまでより3cmほどフロントのリップが地面に対して上がりました。
本来の純正サスでのシルエットはこれが正解で、それだけ前のめりになっていたということですね。(汗)

引き取った帰りの道中で、この部分を特に注意して運転しました。
これまで起こっていた異音は綺麗に無くなり、入手した当初の乗り心地を思い出しました。(嬉)

整備費は、これまで歴代2番目に高額となりましたが、これでまた安心して乗れそうです。