実はあるカセットデッキを去年の9月に入手していました。
それは、早送り、巻き戻しはできるものの再生できないジャンク品でした。
78年製であることから、原因はベルトであろうと想定し、以前一度取引のあるアメリカのオーディオパーツ業者にサービスマニュアルとベルト一式を手配したのです。
入金後直ぐにメールで、サービスマニュアルの電子ファイル(PDF)が添付され、ベルトは送ったとの連絡がありました。まあ、アメリカの郵便事情(USPS)は悪いことはある程度想定していたので、1ヶ月は待ちましたが届きません。
10月末にメールで、まだベルトが届かないことを連絡すると
先方からは、「一ヵ月強ぐらいは掛かることが過去にあったけど、もう一度送ります」との連絡がありました。
まあ、ここまでもある程度は想定内でした。
それから、さらに一ヵ月半後の12月中旬なっても届きません。
もう一度、メールで「届かないから、もう返金して」と送ると、
「こちらは2度送っている。少なくとも、そのうちの1回はあなたは受け取っているはずだ。」との返信。
3カ月待たせておいて、お客に対してウソツキ呼ばわりです。あきれました。
※追跡できないクラスなので、こちらではどこまで届いてるのか送っているのか判らないし、先方にしても届いたか否かはわからないのです。
なので、「お前のところからは二度と買わないし、このことは知り合いにも報告する」と返信しておきました。(怒)
いやいや、信じられません。日本の業者なら、こんな対応ありえませんよね。。。
こちらの業者です。
このままでは、先に進まないので別の業者に注文しました。
こちらはドイツですが、注文して1週間で手元に届きました。
ちなみに別パーツは別業者でしたので、9月中に届いています。
年が明けてしまいましたが、ベルトが入手できたので作業開始します。
やはり、ベルトが逝っています。それも最悪のケースのベトベト状態です。。。(泣)
できるだけスクレーパー(ボンドに付属している物で代用)で掻き取ってから、アルコールと綿棒でひたすら地道に除去作業すること2時間。
やっとのことで、ベルト2本(フライホイールベルト、キャプスタンベルト)交換したところで本日の作業は終了。
手は真っ黒になるし、疲れました。。。
このデッキはナカミチではありません。以前から狙っていたものですが、デッカーなら判ってしまいますかね。(笑)