east_bredさんからお預かりしたCDプレーヤーのDCD-1650AZの修理が何とか終わったので、お届けする口実でご無理を承知で試聴をお願いしたところ、ご了解頂きましたので本日お宅訪問をさせて頂きました。
私の自宅からは車で1時間ちょっと休日のドライブには丁度具合の良い距離にありました。
2軒分の住宅を建て直されているということで、広い芝生のあるお庭があり猫の額ほどの我が家とは雲泥の差です。。。
玄関での初対面の挨拶をそこそこに3階にあるeast_bredさんのお部屋に通して頂きました。
部屋に入って左側サイドに、名機のアルテックがどーんと鎮座しており、圧倒されました。
特徴的なホーンが付いた同軸ユニットのサイズとエンクロージャーのサイズ感にぴっくりです。
そして部屋の中央にアナログプレーヤーが3台(ガラードetc)、その下にはプリアンプ、CDPが理想の位置にレイアウトされています。左側のラックにはこれまた名機のNEC A10mk2、そしてアキュフェーズのプリメイン、真空管アンプなどアンプが6台以上ラックインしていました。
そして、録音スタジオに良くあるパッチケーブルで全て接続出来る様になってます。
良いですね。
上面には、さらにアナログプレーヤーが2台、ラック外にも2台。合計で7台はありました。。。
本当にアナログプレーヤーがお好きなのですね。
それに合わせて、カートリッジキーパー、引き出しに至宝のカートリッジが沢山ありました。
基本的に、手動でアームを操作し、晩酌後のお楽しみ用としてフルオートプレーヤーがあるとのことでした。私は知識が無いため其々の凄さが判らないのですが、アナログプレーヤー好きには堪らない眺めであると思います。
スピーカーはアルテックがメインとのことですが、視点を変えると
イギリスの名門であるロジャースとハーべスですよ。
私はこれまで一度も聴いたことがありません。アルテックを爆音(笑)で聴かせて頂いた後に、ロジャースも聴かせてもらいました。BBCのモニターにも使われているようにモニター用途として素直で誇張・癖のないすっきりとした音でした。east_bredさんの言われたように、「これはこれで良いけれどアルテックを聴いた後は物足りないんですよ。」と、私も初アルテック体験の初心者ですがそのように感じました。
ご自身は低音に出具合に物足りなさを感じてられている(アルテックオーナーの共通の悩みとも)様ですが、女性ボーカルの艶といったら無かったです。またこれだけボリュームを上げると低音もぐっと出てきて良いバランスになりますし。しかし我が家でこの音量出したら、確実に偉い事になりますね。。。
視点をお部屋後方に向けると
何と、ロードバイクが3台もあります。
オーディオ暦よりこちらの方が長いそうです。自分はこちらも専門外で全くわかりませんがきっとマニア羨望の物なのでしょうね。
例によって楽しい時間はあっという間に経ちますね。
滞在時間の半分はお話しとなりましたが、これまで携わったお仕事の話を伺いましたが、オーディオ試聴の時間もさることながら、こういうお話も楽しいですよね。当然ながら人其々異なる人生ですから。
最後に私のような駆け出しの若造にとって、人生経験豊富な先輩のお話しとコダワリのオーディオを見せてもらい聴かせて頂く事は貴重なことであり機会があれば実現したいと考えています。
今後日本のどこかでお会いすることがありましたら、諸先輩方何卒宜しくお願い致します。
追伸、east_bredさん
急な訪問のお願いにも関わらず、お招き頂きまして本日はありがとうございました。
帰りにはお土産まで頂きまして恐縮です。
また、お邪魔させて頂くと思いますのでその節はよろしくお願い致します。
それと良かったら我が家にもお越しください。自分は駄耳で、音よりも技術的な観点で惚れ込んだナカミチしか無いですが。。。(汗)