今回の修理はオーディオではありません。
友人からインバータ蛍光灯スタンドが故障したということで修理を依頼されました。
制御基板を取り出します。
蛍光灯ランプに対してシリーズに入っている抵抗周辺部分が炭化していますね。
これはいけませんね。熱が掛かる部分なのに基板にぴったりさせて実装されています。
これではベーク基板は堪りませんね。
取り外して、抵抗値を測定してみます。
6.8Kの抵抗ですから、一応生きているみたいですね。
これだけ熱が掛かっているのと、機器も古いので周辺の電解コンデンサもチェックしてみましょう。
むむ、10μFの電解コンデンサが、3.184μFとドライアップが進み容量が減っています。
さらに隣の電解コンデンサもチェックしましたが、ほぼ定格がありましたがこちらも念のため交換します。
先ほどの抵抗は基板への熱を掛けないためと放熱させるためにリードを長くして脚にはガラス繊維のチューブを被せて取り付けました。
組み上げて動作チェックします。
無事に動作するようになりましたね。